断捨離をしてる人の家には断捨離のノウハウ本は既にないと思う
地方都市在住の元SE、2児の母です。
数年前、ふらりと入った古本屋で断捨離の本を書いました。
読み終えた次の週末、その本を古本屋に売りました。
本に書いてあったことを、理解して、消化して、実行に移したのです。
一番いらないの、この本じゃん、って。
* * *
いつだったか、落合陽一が東大生と話す番組を観ました。
なんだこの人?つくば?学長補佐?へーつくば今こんなことやってんだおもしろいなー、って感じで。一応つくば所縁の者の端くれなので興味持ちました。
そのまま忘れてて。
Ready for で落合陽一のプロジェクトが出てきたのでまた興味持って。
NewsPicker 見始めたら頻繁に出てくるのでまた興味持って。
YouTube で過去の出演とか観て、Twitter フォローしてフォロワーとの応酬見て。
本もいくつか買ってみて。
そして、これを読んで、気が済んで、Twitter のフォローを外しました。
「これからの世界をつくる仲間たちへ」
本の内容は、特に変なことはなく、自分の考えに合わないものもなく。
「あー、そうそう。ほんこれ」「昨日まさにこれ言ったわー」みたいな感じで笑い転げながら読みました。
そして読み終えた後、この本はもう自分には不要だな、と思いました。
本当の意味で「これからの世界をつくる仲間」は、いつまでもこの本をありがたがらない。いつまでも落合陽一の日常を追いかけたりしないんじゃないかな。
自分のことを自分で考え、自分で実行することでめいっぱい忙しいから。他人のことあーだこーだ言ってる場合じゃないよね。
落合陽一さんのやってること、考えていること、見えてる世界はおもしろいと思う。
これからの世の中もまだまだおもしろい変化があると思う。
頭の硬い役人が行政牛耳ってて政治が年寄りに占拠されてて、「日本の年表」に書かれているようないろんな絶望が見える日本においても。
自分も、自分の信じるおもしろいことをやればいい。
こどもの頃、「大人になったら何になりたい?」「将来の夢は?」って質問がずっと辛かった。別になりたいモノなんてなかったから。ただ、「おもしろい方を選べる」人生がいいなと思っていた。この歳になっても、その頭のままいられる自分が、ちょっとうれしい。
久々にベストセラー読んだので、ちょっと流行りに乗ってみました。
本は、「いつかこどもたちが勝手にのぞいて読んだらいい親の本棚」に置いておきます。